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９月８日早朝、アルゼンチンのブエノスアイレスで行われていたIOC総会で２０２０年のオリンピック開催地が東京に決定した。・・・・日本の委員のプレゼンは素晴らしかった。佐藤真海さんのメッセージはあまりにも感動的で涙が出てしまった。あのようなメッセージを聞かされたらIOC委員も感動したでしょう。委員の心は鷲掴み状態だったと思う。そして、安倍首相のメッセージは決めてとなった・・・このように、地元の新聞は評価している。メッセージの中では、福島原発の汚染水問題には少ししか触れなかった。・・・その心は・・・今回のプレゼンは東京についてであり、福島ではない。ということ。更には、質疑応答の時に必ずこの問題での質問があるから、その時に詳しく説明しよう・・・という目算が安倍首相にはあった。・・・果たして、そのとおりに質問がでると、首相は端的に分かり易く、明確に説明した。・・・このことにより、IOC委員の汚染水に対する心配は払拭されたという。
今回の開催地に立候補したのは、東京のほかに、スペインのマドリードとトルコのイスタンブール。東京に決まった瞬間、トルコのメディア関係者は「おめでとう・・日本とトルコは友達だから悲しくないよ、トルコは２０２４年にまた立候補するよ」と話した。また都内のトルコ料理店では、お祝いのお酒を日本人に振舞った。このトルコの人達の潔く、友情に満ちた行為に多くの日本人は「次は、トルコを応援します」と話した。