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2013年3月16日 : 通夜に多くの参列者がくるのはおかしい・・・葬儀の怪

東京の葬儀はおかしい。今では当たり前のように通夜に多くの参列者が集まる。そして、告別式にはほとんど来ない。その淋しい告別式で弔辞が読まれたり弔電が披露されたりする。親族代表の挨拶も告別式で・・・・。
そもそも、通夜とは・・・・人が死ぬと、昔は、夜を徹してその人を見守った。そう・・・息を吹き返すことがあったから。息を吹き返したら、すぐに何らかの処置をしないといけない・・・だから、家族が見守る・・・・これが通夜の起源。そこに、多くの人が参列するというのはおかしい。ましてや、死が確定もしていないのに喪服でくるなんて・・・・。そして、食事をしたりお酒を飲んだり・・・・これもおかしい。
夜だから、会社を休まずにすむので出席しやすいというのは良くわかる。だから、私も通夜に参列することが多い。
しかし、この通夜で料理を振舞うようになってしまった。これが、葬儀料の高騰に拍車をかけた。今では、香典で葬儀をあげることはできなくなっている。
その反省から、多くの人達は葬儀料の縮小に舵を取った。そして、直葬・家族葬の全盛となった。これはこれで新たな問題を産んでいる。後悔、親族からの批難・・・・しかし、葬儀にやり直しは・・・・無い。

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