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2012年8月22日 : 竹島の歴史的事実は・・・・

竹島問題で日韓関係が揺れている。果たして歴史的事実はどうなっているのか?調べてみた。過去には誰が住んでいたという記録は無い。但し、古い日本の地図には竹島として日本の領土として記されている、しかし、韓国の地図には竹島(韓国では独島という)が韓国領土として記されている地図は存在しない。
1951年サンフランシスコ講和条約では領土の問題は連合国が決めるという事になり第3条で日本は領有権を放棄する対象として「済州島」「巨文島」「鬱陵島」の3島に限られた。後に、韓国政府はこれに不満を持ち独島もその放棄の対象に入れるよう要請した。ところが、その要請に対する返事は「竹島は韓国の領土であったことはない、だから、竹島は日本の領土である」という回答だった。これが所謂『ラスク書簡』である。
しかし、この決定を韓国政府は無視し、翌年から民間人を住まわせ、更には警察を常駐するなどして実効支配を強めてきた、今では多くの韓国人観光客が訪れる観光地になっている。以後、60年の長期間に亘り実効支配を続けてきた。この間、日本政府は何度か国際司法裁判所に提訴しようとしたが、韓国政府が拒んできたため裁判は行われなかった。
もし、国際司法裁判で裁かれるのなら、ラスク書簡の有効性と実効支配の有効性と、どちらが有効かという争いになる。しかし、韓国が不法占拠してきたという事実、何度も国際司法裁判所に提訴を試みたという事実からして、日本政府がこの「不法占拠による実効支配」を良しとして認めてきたわけではない・・・・このことからして、先ず間違いなく判決は日本に有利なものになるであろう。
このような事情が韓国政府としても理解できるため、韓国政府は「国際司法裁判所への提訴」を認めようとしない。この国際司法裁判は両国が共同で提訴しなければ取り上げられることはない。韓国政府としては、なし崩し的に自国の領土にしてしまおうという魂胆なのであろう。
韓国の国民はあこの政治的摩擦をどうみているのか・・・興味深いところではある。
いろいろ伝え聞くところでは、韓国経済界は李大統領の言行を「愚行」と捉えているようだ、また一般人にも「国際司法裁判所で審判を受けるべきだ」「大統領が日韓関係を決定的に悪くした」などの声も聞こえる。折角、日韓関係はここ数年かなり緊密になってきた、・・・・なのに、李大統領とサッカー選手の軽はずみな行動が両国の関係に水をさしてしまった。残念なことである。

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