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2012年7月26日 : 慌ただしい葬儀・・・今日、通夜をやって欲しい」

午後1時半を過ぎたころ・・・葬儀依頼の電話が入った。ところが、話しを進めてゆくと、「今日、お通夜をしたい・・・」と言う。「多分、式場がとれないですよ・・・でも一応聞いてみます」と言ってから電話を切り、戸田斎場、町屋斎場、落合斎場、蓮根レインボーホール・・・と次々と聞いてみたが、式場は埋まっている。で、施主に電話して「4つほどの式場に聞いてみましたが、どこも空いていません・・・・」「そうですか、難しいですか・・・90歳になる父親がいて心配なんです、あちらこちら移動させるのが・・・だから、今日と明日で終わらせたいんです・・・何とかなりませんか?」「ン・・・・・」そう言われたら「何とかしないと・・・」と、男気を出した。更に聞いてみた、「ところでお住まいはどちらですか?」すると「文京区です」「・・・・それなら、文京区民斎場の興善寺会館に聞いてみます」と言って再度電話を切った。そして、件の興善寺会館に連絡すると・・・・なんと、本日の通夜で式場が空いているという・・・やった!すぐに、予約をいれ、施主にもその旨伝えた。さあ、式場はなんとかなったが、問題は時間のこと・・・。もう2時前になっている。6時から通夜が始まるというのに、これから、花の発注、遺影の作成、死亡届け、式場費の支払い(福祉課へ)、火葬場の予約、霊柩車の予約、ドライアイスの購入、納棺、果物の購入、僧侶の依頼・・・・やることは山の様にあるけれど時間は限られている・・・。そこで、遺体搬送は外注にお願いし、一人は棺とドライアイスを持って興善寺会館へ向かい、私は発注などを担当した。
結果、5時半には遺影写真も現場に届けられ、準備は整った。
それを見て、施主も喜び・・・・「無理を聞いてくれてありがとうございます・・・次には90歳の父が控えておりますので・・・」
次の日の午後1時には出棺し、電話を頂いてから24時間とちょっとで全てが終わってしまった。東京では、まず考えられないことでした。兎に角慌ただしい仕事でした。

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