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2012年8月11日 : 故人の貌の補正・・・・反応様々

お客様にもいろんな人がいる・・・。同時期に、ちょうど似た状況で三者三様の反応があった。どういう状況かと言うと・・・亡くなったかた父親を搬送し、火葬場の霊安室で納棺した・・・その時の故人の貌はやせ衰え口は開いていてなかなか閉まらない。
取りあえず、頭をあげる・・・タオルを顎にあてる、などの応急処置をした。
Aさん・・・翌日、通夜の前にドライアイスを補充するとともに顔も補正しようと思ったが特段直す必要がないと思われた、不思議と納棺時より顔が奇麗になっている。
やがて、施主が来場し故人の顔をみて「アラ・・・顔が奇麗になあっている・・・大杉さんが奇麗にしてくれたんですね・・・」「いいえ、私は何もしていないですよ・・・でも奇麗になってますね」「そうなの・・・でも嬉しい、ありがとうございます」
Bさん・・・プロの所謂「おくりびと」に依頼し通夜のまえに顔を補正した、口も完全に閉じられ、また顔も化粧されてまるで寝ているよう。やがて、遺族が来場し故人をみると、「ウワ~奇麗になってる・・・・良かった、こんなにきれいにしてくれて・・・ありがとうございます」と目に涙を浮かべている。
Cさん・・・Bさんの状況を見て、Cさんに電話し「プロに依頼すれば、口も閉じますし顔も奇麗になりますけれど・・・いかがでしょうか?」「娘に相談してみます・・・」・・・後に電話入り「今回はやらないことにします」という返事。そこで「では、私がある程度はやっておきます」と言っておいた。通夜の前・・・約束とおり、私は、ドライアイスの補充とともに、故人の口を閉じるように処置し多少のうす化粧も施した。やがて、施主さんが来場し故人を見ると「口が閉じてますね・・・ありがとうございます」「はい、完全ではありませんが、私なりに努力してみました」・・・・やがて、1か月ほどしてから、紹介者のところから郵送されたアンケートに施主ではなく娘さんからの回答があり・・・この娘さんとはほとんど会話していない・・・その用紙には以下の文言が綴られていた・・・「口が開いているのでプロに依頼しませんか、と電話があった。売上をあげようと意図が見え見えの電話だった、通夜の日にいって遺体を見たら、口は閉じていた」というもの・・・。何だか悲しくなってきました。この処置は無料で致しました。でも、私の誠意は全く通じず逆に無駄な処置を有料でさせようとしていた・・・と、受け取っていたのです。施主さんは良く分かっていてくれたと思います。何度もお礼を言われ、訪問の際は丁重に接していただき、故人の蒐集していたものなど見せてくれたりしました・・・このような態度から、感謝されていることはよく理解できます。ところが、会話をしなかった娘さんがこのような思いを持っていたようです。娘さんには「葬儀屋なんて・・・」というような偏見や予断があったように思えます。
何もしなくても、「してくれたんだ・・・」と言って喜ぶ方もいれば、涙を流す人もいる、そして、やっても、曲解して受け取る方もいる・・・・心の豊かさの差かな・・・などと思ってしまいます。

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