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2023年2月2日 : ロシア軍は「ワグネル」という軍事会社の非正規軍隊が多い。
ロシアの軍事事情。
ロシアは、正規軍約1万人の他に非正規軍(民間軍事会社)ワグネルの1万2000人が戦地に派遣されている。
ワグネルは、犯罪を犯した囚人5万人を非正規軍兵士として徴用。現地で活躍して生き残った者は、犯罪が赦免される。
5万人を徴用したが、既に4万人が死亡、脱走、捕虜になっているという。
但し、このワグネル兵士の死亡者は、非正規軍のため、戦死者としてカウントされない。
また、ワグネル兵士は、正規の軍服も着用していないので、所謂、便衣兵である。便衣兵は「テロリスト」扱いとなり、即、殺害されても国際法に違反しない。
米国政府は、このワグネル兵士を「重大な犯罪組織」として認定した。更に、ワグネルと取引する会社も同様の扱いとすることになった。
ワグネルの創設者は、プリゴジンという人物で、政治力も持ち、プーチンとも直接連絡を取り合える関係である。
