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2022年6月5日 : 馬淵著作「歴史は繰り返す」検証2、3

昨日の投稿には、特に論理的で有効な反論はありませんでした。皆様も、お気づきのことと思いますが、実は、この本の著者は、「ネオナチが悪い」と断定している割に、ナチスを擁護しているのです。自己矛盾に気が付かないのでしょうか?

それでは、検証の2です。37頁3行目~4行目
「バイデン政権は『ロシアはウクライナに侵攻する』と盛んに煽りました。」と書かれています。
しかし、バイデンのこの発言は正しかったのです。アメリカの情報機関は、ロシアのウクライナ侵攻の意図を正確に情報収集し、軍事侵攻の日まで言い当てました。侵攻の日まで言い当てられたため、ロシアは仕方なく1週間延期したというのが真相です。
検証3 37頁5行目~7行目
「バイデン政権に入り込んでいるネオコン(たとえば、ヌーランドは国務次官補に出世)による戦争扇動で、プーチンはついにウクライナの脅威を取り除く軍事作戦を決断せざるを得なくなったのです」
しかし、これは、軍事侵攻の理由にはなりません。こんなことで軍事侵攻が正当化されるのであれば、例えば日本で右翼と言われる政治家が、政調会長や防衛大臣にでもなったら、ロシアや中国、北朝鮮などはとっくに日本に侵攻してきています。

馬淵さんは、今のロシア、ウクライナ、アメリカの関係を、第二次世界大戦の状況と重ねることにより、ロシアの正当性を導き出したいのです。そのため、当時のドイツを無理くり正当化しているのです。でも、無理ですね・・・・。

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