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北朝鮮では、多くの国民が「韓流ドラマ」を見ている。一度でも見たことのある人は、83.3％になるという。

北朝鮮国民は、韓流ドラマに嵌って、豊かさと、美しいファッション、自由を知ってしまった。特に多くみられたのは「冬のソナタ」「天国の階段」「秋の童話」だという。

そして、現在の金正恩の政治指導が間違っていることも分かってきた。

体制維持が危ういと感じた指導部は、韓国の映画やドラマを見たものを公開裁判にする。

たまたま、16歳の少年二人が公開裁判を晒され、「12年の重労働に従事」という有罪判決を受けた映像が流れてきた。

脱北者のイ・ソヨンさんによれば「韓流ドラマは、人生の原動力」と語っている。

仕方なく、金正恩は韓国に対する強硬な姿勢を打ち出し、引き締めにかかっている。