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2023年2月19日 : 富安俊介・・・「永遠のゼロ」のモデルⅡ
百田尚樹の小説「永遠のゼロ」の主人公、宮部久蔵のモデルと見られる人物のパートIIです。
それは冨安俊介少佐(20歳)
冨安少佐は筑波航空隊で零戦搭乗員の訓練を受けていた。5月14日.鹿屋基地を出撃。
途中、25機が米国艦隊に撃墜され、冨安少佐の零戦だけが残った。冨安が搭乗する零戦は、雲に隠れ撃墜されなかったが、やがて、雲から出てくると、低空飛行をして、空母エンタープライズに接近してきた。
空母の直前までくると、急上昇し、上空まで登ると、回頭し、急降下、空母の弱点である甲板全部の昇降機に突入した。
500kgの爆弾を乗せていたため、その爆弾が爆発、昇降機は130m上空まで吹き飛んだ。
空母エンタープライズは、修理も叶わず、退役となった。
米兵は、この冨安俊介少佐を「神風」とは呼ばず、「神聖な風」と呼んだ。
それは、技術も度胸も、あまりにも見事なものだったから。
米兵さえも唸らせ称賛されたのです。
