2022年3月7日 : ウクライナ戦争を観察している習近平
ウクライナ情勢6
始めから、ウクライナ情勢を観察している国がある。中国は、偵察部隊を派遣して、一部始終を撮影している。現在、出回っている映像のかなりのものは、彼らが写した映像である。
中国は、アメリカや西側陣営がどのように対処するのか見ている。
この対応を見て、台湾への軍事侵攻の参考にする。
アメリカは、ウクライナに派兵しないと言った。これが、ロシア軍侵攻の引き金になった可能性はかなりある。
台湾も同様に、見捨てられる可能性がある。そのように、考えれば、台湾侵攻は、パラリンピックが終われば早期に始まる。
但し、世界中のロシアに対する経済制裁は厳しい。
SWIFTからの排除は、ロシア経済を破綻させるかもしれない。これを見て、中国は、台湾侵攻に二の足を踏むかもしれない。
いずれにしろ、ウクライナ情勢は、他人事では無い。
台湾情勢、更には、日本への影響も計り知れない。
アジア諸国は、アメリカが助けてくれないかもしれないという前提で、軍備や法的整備を急ぐ必要がある。
