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2022年3月21日 : 「DS悪玉論」という馬淵史観は論理的に破綻している

ディープステート悪玉論の言い出しっぺは、馬渕睦夫さん。元ウクライナ大使であり、華やかな経歴の方ですが、何故か、ユダヤ金融資本を敵視する。

馬渕睦夫さんの本を何冊か読んでみたが、結局、ユダヤ金融資本が犯罪を行ったという明確な根拠は示されていない。

だから、ユダヤ金融資本が悪玉だという確信には至らない。

馬渕睦夫さんは、ゼレンスキーはネオナチだと主張するが、ゼレンスキーは、ネオナチを規制する法律を作った。これは矛盾する。

そして、ウクライナ人がロシア人を虐殺したとも主張するが、欧州安保協力機構は、一度たりともそのような報告をしていない。欧州安保協力機構には、欧州だけでなくロシアも親ロシア国も日本も入っている。この機構はずっとウクライナを監視してきたのです。

更には、ウクライナの原発、病院、学校、民間人への攻撃は、ロシア軍ではなく、ウクライナ軍だと主張している。

これも現地のウクライナ人だけでなく、在ウクライナの日本人からの報告とも矛盾する。

このように、馬渕史観、馬渕理論は数々の矛盾が露呈し、今や、完全に破綻しています。

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