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2023年2月17日 : 「永遠のゼロ」のモデルと目される人物その1

百田尚樹さんの小説「永遠のゼロ」の主人公、宮部久蔵のモデルと見られる人物が二人いる。

石野節雄二等飛行兵曹と冨安俊介少佐。今日と明日で1人ずつ紹介する。

先ず、石野節雄二等飛行兵曹。岡山県出身、19歳。1945年4月1日沖縄に向かう約10万人を乗せた米国艦隊に突撃するため鹿屋基地を飛び立った。

石野節雄は、戦艦ミズーリに体当たりをしたが、戦艦ミズーリに大きな損害は与えられず死傷者もなかった。

石野の遺体は、二つに分断されていた。

乗員は、その遺体を海に捨てようとしたが、艦長のウィリアム・キャラハンは、それを許さず、丁重に水葬にした。

キャラハン艦長は、

「戦死した兵士は最早敵ではない。彼も国家のために命を投げ出して命を国家に捧げた勇士だ。」と語つた。

キャラハン艦長の兄は日本との激戦で戦死したにも関わらず、

石野節雄の遺体を急拵えの旭日旗で覆い、全員が敬礼して葬った。

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