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2013年10月4日 : 辻内投手が引退表明

巨人の辻内投手が引退を表明した。大阪桐蔭高校の投手として目覚しい活躍を見せ、甲子園では急速は156kmを記録した。
高校を卒業すると、プロのドラフトで巨人への入団が決定。誰もが次代の巨人のエースになることを信じて疑わなかった。しかし、現実は過酷であった。甲子園で多投した彼の肩と肘は悲鳴をあげていた。プロに入ってからは、肘を痛め手術も何度かした。1軍にも上がれず、やっと上がっても控えでベンチを暖めただけ・・・そしてまた2軍へ・・・。遂に、1軍のマウンドで投げることはなかった。
今夏、2軍で投球したが、ストレートの速度は最速で120km・・・。これでは、引退するしかない・・・。
甲子園で肩や肘を痛めてしまい、「甲子園が最盛期」という投手は多い。松坂投手は甲子園で活躍した投手のなかでも特に優秀な投手だった、しかし、今は故障に苦しんでいる。怪物と言われた江川投手も県大会ではノーヒット・ノーランの連続。対戦相手はいつも、ノーヒット・ノーランになるのでは?という恐怖を抱いたという。甲子園でもその勢いのまま。まさしく怪物であった。しかし、彼の投手としての全盛期は甲子園までと言われる。プロでは全力で投げたことはない・・・とも言われる。翻って甲子園で活躍できなかった投手はプロに入ってから長く活躍できている。黒田投手は甲子園では早々に敗北している。上原投手は控えの投手に過ぎなかった。かつての巨人のエースだった斉藤雅樹投手に至っては、県の大会で負けて甲子園に行くことも出来なかった。
甲子園で活躍した投手が、辻内氏のように無念の人生を送るのは見るに忍びない。投球数制限や当番間隔などの規定を作るなどの工夫が必要なのでは?

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