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2018年5月12日 : メルシ菌、身体を膨張させる菌

前日、逝去された女性、写真を見ると美人の45歳。聞けば、ストーカーに付きまとわれていたらしい。
通常のドライアイス処置を施した。
翌日、行って、遺体を見てビックリ。顔が膨張している、そして、異臭を放っている。
・・・ごく、稀にあるケースですが、「メルシ菌」という菌が体内にある患者。生きているときは、体内に抗体があるため、どうということはない。ところが、亡くなると、抗体がなくなり、メルシ菌が増殖する。そして、その結果、顔や身体が膨張してしまう・・・。稀にあるケースです。
対処方法は二つ。
①エンバーミングの処置を施す(体内の血液を抜き、防腐剤を入れる処置)
②ドライアイスを多めに入れて、身体を凍らせる。そして、菌の活動を止める。(完全修復はできませんが進行を止めることはできる)
異臭の原因。病院で大量の点滴等の薬品を体内に入れて、初めから腹が膨れていた。注射の痕からその薬品が漏れて、体外にでて、それが腐敗し異臭を放つ。
確かに、病院で着せた浴衣が赤く濡れている、触って匂いを嗅ぐと、臭い・・・。
その日は通常の二倍のドライアイスを入れました。
たまにあることなので・・・お知らせいたします。

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