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2012年10月22日 : 将としての器

プロ野球クライマックスシリーズ。セリーグは中日が3連勝して王手をかけたが、その後巨人が2連勝して、アドバンテージも含めて3勝3敗のタイとなった。この日、投手の継投が失敗。頼みの岩瀬が打たれ、山井に代えたがその山井も打たれてサヨナラ負け。
高木守道監督は激怒した。報道陣が「投手継投策について・・・」と聞くと「継投のことはピッチングコーチに聞いてくれ」と、責任回避の放言。そして「ウラー」と怒声を発して去ったという。これでは、ピッチングコーチも思い切った投手リレーなどできないし、気持ちも沈んで・・・不信感で果ては内部崩壊につながる。
一方、過去のことではあるが。現巨人監督の原さん。現役のときのこと。大久保選手が2軍から1軍に上がってきた。そして、ここぞという場面で代打。『ここで打てばヒーローになれるし、1軍にも定着できる・・・。』と、意気込んだにも拘わらず、ピッチャーフライに終わった。「・・・・これで2軍に逆もどりだ・・・」と、意気消沈してベンチに戻っていった。
すると、その時、原選手が大きな声で言った「惜しかったな!もう少しでホームランだったよな、チョット、ズレちゃったな・・・・惜しい!」それを聞いたコーチや監督。大久保選手を2軍に戻さず1軍にそのままおいた。その後、大久保選手は立派な活躍を見せ、1軍で正選手になっていった。「あの原さんの言葉がなければ、私は2軍に戻って、選手生命も終わっていたかもしれない・・・涙が出るほど嬉しかった」と回想して話すのを見たことがある。リーダーによって選手はかくも変わるという例である。将としての器の違いであろうか。

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