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2013年2月11日 : 北方四島が還ってくるかもしれない。

1945年、敗戦のドサクサに紛れて、ソビエト連邦(当時)は北方四島に攻め入り、不法に侵略し占拠してしまった。当時、そこには多くの日本人が居住していたが、土地を追い出され北海道などに逃げ出した。最近亡くなった大鵬もこの島の出身者である。
以後、日本はこの北方四島を返還せよとソ連に言い続けてきた。しかし、ソ連は「北方四島はソ連の領土」と言い張り、全く聞く耳を持たなかった。
しかし、ソ連が崩壊し、共産主義体制は終焉した。現在の大統領はプーチンという知日家で柔道もやっていたという人物。このプーチン大統領、ソ連が抱えてきた領土問題を次々に解決してきた。手法は常に紛争地域の折半という方法。
日本に対しても、「柔道の引き分けで・・・」と提案してきている。プーチンに近い森元総理は「3島返還という方法もある」と言っている。森元総理とプーチンとの間で下打ち合わせができているのかも知れない。両者がある程度の妥協点を見出し。それぞれが国内の世論や、議会の了承を取り付けなければならない。それができれば一気に解決となる。
但し、問題はある、日本で果たして「3島返還」が受け入れられるのか?ということ。
奪われたものは全て返してもらう・・・これは至極当然のこと。しかし、それではプーチンがロシア議会の了承はとれないだろう。プーチンは「引き分け」を望んでいる。
もう一つ考えないといけないのは、プーチン以外にこれを解決できる人がいるのか?ということ。
もしかしたら、この機会を逃したら半永久的に北方四島は還ってこないかもしれない。
ならば、このまたとないチャンスに3島でもいいから返してもらって、引き続き残りを返してもらう方策を練るのが利口なのかもしれない。
この北方四島には天然ガスなどの資源が大量に眠っている。漁場としても蟹などが獲れる大事な場所なのだ。しかし、ロシアにはここの資源を開発する予算はない。技術も危うい。そして、この島の経済は疲弊して冷え切っている。
この地域活性させるには日本の経済力と技術が必要、また、漁業を復活させれば経済は復活する・・・・かつては海産物が沢山獲れて豊かな島だった。
日本は政治的な決断を求められている。

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