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2015年4月13日 : 加害者が怒鳴って被害者が逃げた

不二男伝説・・・雨が降ったため、子供を車に乗せて学校に向かった。車は国道に出た。国道と言っても、当時の国道は狭い道幅でした。左側に乗用車が駐車してあったため、その男の車はセンターラインをオーバーして追い越しをかけた。ところが、対向車がきていて、その対向車とぶつかってしまった。当然、こちらが悪い・・・男は、車を止めて神妙に座席に座っていた。すると、相手の車からチンピラ風の男が4~5人降りてきた。そして文句を言い始めた。男は、神妙に構えて「スミマセン」と謝罪した。しかし、チンピラ風の男たちの文句は止まらない。
男はしばらく黙って聞いていたが、遂に「人が黙って聞いてりゃ、いい気になりやがって」と大声で怒鳴った。・・・・チンピラ風の男たちはギョッと怯んで、車に戻り走り去った。・・・・加害者が怒鳴って被害者が逃げて行った。こんな珍しいことが起こった。この不二男という男は私の父です。この話は、車に同乗していた妹から聞いた話しです。父は、怒ると、大きく目を見開き、大声で怒鳴ります。凄まじいオーラが出ます。まるで「仁王様」のよう・・・。町内会の会議でも、理不尽なことを発言する人がいると、父が大声で怒鳴り、収まってしまう・・・ということも多々あったようです。しかし、苦労しながら会社を一代で立ち上げ、町を代表するような会社に育てました。晩年は好々爺のように笑顔を絶やさず、老人会の会長を長く務め、皆に慕われました。・・・・伝説の男になっています。

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